スーパーな天体望遠鏡登場!

4月23日

今週は、先週の「銀の森牧場通信」の予告の通り新たに導入した“スーパーな”天体望遠鏡をレポートします。

 

「大人の科学」という雑誌の付録です。ニュートン式反射望遠鏡です。(望遠鏡にはメインの光学系にレンズを使った屈折式と鏡を使った反射式望遠鏡があります。)

まず全景です。
一見豪華な望遠鏡に見えますが、木に見える鏡筒(望遠鏡の筒部分)は、木目を印刷した紙を丸めて両面テープで止めたものですし、あとの残りのほとんどの部分はプラスチック製です。

いや、しかし、よ〜く考えられていますし、必要にして充分なつくりです。
組み立て式だったのですが、それほど苦労もなく完成する事が出来ました。この辺からも良く出来た企画であることがわかります。

で、見え味ですが…ちょうど完成した日には上弦の月が出ていましたので見てみたのですが、どこでピントが合っているのかわかりにくく、ピントが合っていると思われるところで見てもお世辞にも“よく見える!”とは言いがたい見え味。
“家電製品の量販店で1980円で買った” 双眼鏡の方がよっぽど良く見えます。

月の写真は撮れなかったので下に地上の風景を示します。

 

昼間の風景の割にはコントラストは悪くないですが、なんとなーくモノが二重に見えるのがわかるでしょうか?この傾向は月を見たとき、もっとハッキリしていました。

「月のクレーターを見よう!」という雑誌のキャッチコピーは、全くのウソではありませんが、クレーターを見るのにかなりの忍耐がいるのは事実です。

 

ズームを引いて小さく見えるようにしたら少しはアラが見えなくなるかと思ってやってみましたが、ケラレが大きくなっただけでした。(これは望遠鏡のせいではありません。望遠鏡とデジカメの相性によってそうなることも多いだけの話です。)

お金がかかっていない付録ですから、そんなに見えなくても仕方ありませんが、なぜ良く見える望遠鏡を作るのが難しいか?という話をひとつ。

レンズだけを使った「屈折式望遠鏡」のレンズを磨くときのレンズの表面の滑らかさは、「反射式望遠鏡」のメインの光学系である鏡の滑らかさは、二桁ほど精密に磨く必要があるそうです(同じ性能を得るものとして)。
難しい話になりますが、屈折式の光学系は設計とレンズの材質で性能が決まり、 反射式の光学系は鏡を磨く技術で性能が決まると言っても過言ではありません。

難しい話になったので、最後はゆる〜くいきます。

 


来た!

来た来た!

来た来た来た!

来た来た来た来た!

ぎゃ〜っ!!!

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