試練!…でした。

11月25日

 恒例の銀じの散歩に出かけてみると、どうしたことか銀じがいつもより(さらに)やる気を出してぐんぐん前に引っ張ろうとします。
 まわしたり(ぐるっと小さく円を描くように歩かせる)なだめすかしたりして乗り切っていました。

 が、こんな時に限って子供たちに遭遇するんですねぇ。
 間違っても怖がらせないよう、あくまで「ロバはおとなしい動物」のイメージを崩さないように振舞ってくれるか心配しつつ子供たちとの遭遇となりました…。

 右側の女の子、さわりたいんだけど怖い。が手の表情に表れています。もう一方の男の子、余裕の笑顔を見せていますが、女の子より距離をとっています。
 やはり自分たちに比べてこんなに大きな動物は怖いのでしょう。それでも二人とも何とか銀じの顔をなでることに成功。その間私は銀じが鼻面で子供を突っつかないよう、下からがっつり押さえておりました。

 それでもやっぱり、銀じは知らない人に対して(同じいたずらをするにせよ)遠慮がちです。おとなしく人に触らせるのは今日のような“ちゃかちゃか”した気分の時は難しいと思っていたのですが、何とかなりました。ひとつ安心材料が増えました。

 

 一夜明けて…(上の写真はあまり関係ありません)

 昨日あんな感じだったのですが、今日は打って変わってお散歩中の銀じは落ち着いていました。
 そんなわけで途中特に銀じが落ち着いて歩くポイントでゆーじ母に引いてもらってみました。

 

 いつになく従順な銀じ。耳にそれが現れています。

 

 いつもこんな感じならお散歩コース全般をまかせられるのですが、何せロバのやることですから“いつも”ってワケにはいきませんね。

 ところで今週のサブタイトル(書いてはいませんが…)は「天文ネタ第三弾」でした。
 金曜の夜、写真が撮れるほど晴れていましたのでふたたび挑戦です。今回は前回よりももっと拡大した写真に挑戦しました。

 

 まずはしし座にある「NGC2903」と呼ばれる(銀河系外)銀河。
 ええと、手元の資料によりますと、距離2050万光年。つまり、2050万年前の光を記録したことになります。明るさは9.7等。 写真右が北の方角です。

 

 お次は「馬頭星雲」。どこに馬の頭があるかは探してね!(部屋を暗くしてみると見やすいかも?)

 写真の中にある(十字の光が伸びている)いちばん明るい星はオリオン座の三ツ星の(日本で見ると)左側の星です。こちらの写真のみ左が北の方角です。

 

 そして最後はオリオン大星雲。先週の写真と見比べてどのくらい狭い範囲を撮影しているか確認してみてください。

 実は撮影してみるまでこんなに写るとは思ってもみませんでした。私がした仕事といえば、ドームの床に寝転がってリモコンでシャッターを切っていただけです。(銀塩で撮影していた時は、「レリーズでシャッターを切る→時間が経ったらレリーズでシャッターを閉じる→フィルムを巻き上げる」の動作を一こまごとに繰り返します。)
  ですが、たったの一晩で今まで(銀塩で)撮影していた時の撮影結果をはるかに上回る結果を残してしまいました。なにせ、馬頭星雲なんて「撮影してみよう」という気にさえならないほど淡い天体なのです。しかも撮影結果がその場でわかります。失敗したら「削除」して撮影しなおし出来ますし、そもそも露出時間(シャッターを開いている時間)が短いので失敗確率が低くなります。

 こんな風にまるっきり気合を入れずにこんなにキレイに写真が撮れるなら、ある程度の知識があってそしてまた、ある程度の機材さえあれば誰でもこのような写真が撮影できる時代になったのです。ということはこの程度のレベルは、まるっきりの入門者レベルということになります。天文雑誌に載るようなすごい写真を撮る人は、考えられないような努力をしているものです。

 でも私はこの程度のレベルでも充分に満足してしまいました。
 以前銀塩でやっていた時は努力の割りに写らないという理由で撮影から遠ざかっていましたが、大した努力をしなくともこんなに写るのです。とはいえ、今回の写真は一見すると「良い出来」のようですが、アラはいろいろあります。このアラをつぶしていくのが…本当に面倒くさい!

 これ以上のレベルの作品を残すには現在の機材では限界が近い事があらかじめわかっていますが、その道を極めるための先立つものも、突き詰めていく根性も…ありません。

 まとめ!
 今回の撮影は楽しかったし、それなりの結果が出ることもわかりました。体力と天候、条件と相談しつつちびりちびりと続けていくことにします。

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