喪失感…!
もう二週間前のことになるのですが1月12日、「秋山工房」のミチルさんからの電話で起こされました。 めったなことでは電話で連絡などしてこない人からの電話です。良い知らせでないことは電話に出る前からわかっていました。それにしても… 銀の森牧場の常連さん「春駒屋」さんが亡くなったというのです。 銀森掲示板にも何度も書き込みをくださいましたし、「秋山工房」さんへお邪魔した際にも何度もお会いしていた方でした。 しかし今回はまったく予想だとかそういう心の準備のないままの知らせでした。 失ったものが大きすぎてしばらくの間呆然とし、「ひょっとしてたちの悪いうわさやデマの類なのではないか?」と思ってみたりもしたのですが、最初のミチルさんからの連絡でそのような類でないことはわかっていただけに自分を慰めるすべはありませんでした。(補足の説明ですが、前回の銀の森牧場通信は前日のうちに作成済みで、アップするだけの状態になっていたので、そのへんのことは前回の更新では触れていませんでした。) こちら千葉とあちら山梨で地理的な隔たりはあるものの、いつでも会える“気になって”いましたが、そのような軽い気持ちをあざ笑うかのような現実が突きつけられました。これほどまでに「一期一会」を現実として実感したことは無かったと思います。 まだまだ彼女との議論や話題のネタはたくさんありましたし、この先少しずつそれら話題について触れていくつもりでした。 「いつかは馬と暮らしたい」という希望も彼女がいればこそ現実味のある夢(彼女の職業のひとつが「バクロウ」です。馬の取引をする仕事です。)でしたが、彼女がいなければそれは現実味の無い夢としか思えません。 私よりずっと親密な交際のあったミチルさんやその家族にとっての心の痛みを思うと、私の喪失感などたかが知れたものでしょうが、この喪失感と「もっと話しておけばよかった」という後悔は本物です。 おそらく彼女が動物を飼う者として決してやってはいけないと考えていたであろうこと、「動物より先に逝ってしまう」ことをご自身でやってしまったのです。どんなに後悔しているでしょうか、心残りだったでしょうか。 この知らせには本当に驚かされたのですが、実は一番驚いているのは春駒屋さんご本人のはずです。 |
↑上の写真は2006年5月3日に撮影したもので、このコーナーに登場するのは二回目です。 この写真をもう一度使ったのにはもうひとつわけがあります。 でもこの梅太郎だけはまだ終の棲家が見つからずにいます。 |
1月25日 |
二つ上の写真の梅太郎君に比べるといかに銀じが小さいかがお分かりになると思います。 |
私は銀じのためにも長生きしなければいけないと肝に銘じた一件となりました。 |
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